
最近、猫トイレのおしっこの塊が大きくなった気がする。お水を飲む量も増えてきた。ごはんは前と変わらず食べているのに、体重は少しずつ減っている。こうした変化は数週間かけて少しずつ起こるので見落とされがちですが、実は猫の糖尿病で典型的な初期症状の一つです。糖尿病はやっかいな慢性疾患ではありますが、ほかの多くの慢性疾患と違い、早めに見つけて適切に治療すれば、インスリンが不要な「寛解(かんかい)」に至る愛猫も少なくありません。
猫の糖尿病とは?
糖尿病(とうにょうびょう)は、体が血糖をうまく調節できなくなる病気です。膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンは、血液中のブドウ糖を細胞に取り込ませる役割を持っています。インスリンが不足したり、うまく働かなくなったりすると、ブドウ糖は血液中に残り、細胞はエネルギー源を受け取れません。結果として、血糖値は上がる一方で、細胞は「飢えた」状態になります。
糖尿病になる愛猫の多くは、人間の 2 型糖尿病に近い形をとります。体の組織がインスリンに反応しづらくなる「インスリン抵抗性」と、膵臓でインスリンを作っているベータ細胞が酷使されて機能低下や障害が進むことが、同時に起こります。膵臓には「膵島アミロイド(すいとうアミロイド)」と呼ばれるタンパク質が沈着していき、これは人間の 2 型糖尿病で見られる沈着物と同じものです。
このしくみが大切なのは、2 型に近い糖尿病は早めに介入すれば改善が見込めるためです。ベータ細胞への負担が早めに軽くなれば、一部の細胞は機能を取り戻し、インスリンを再び作るようになります。猫の糖尿病で「寛解(かんかい)」が起こり得るのはこの仕組みがあるからで、治療開始からの数か月がとくに重要なのもこの理由です。
どんな猫がなりやすい?
獣医師の診療記録をもとにした研究では、家庭で暮らす猫のおよそ 0.5〜1% が糖尿病を発症すると報告されています。診断されるのは中年〜シニア期の猫がほとんどです。古い研究ではオス猫の比率が高いという報告もありますが、一次診療施設を対象とした近年の大規模研究でははっきりした性差は確認されておらず、性別だけでリスクを判断することはできません。バーミーズ(ビルマ猫)はオーストラリア、イギリス、ヨーロッパの一部で発症リスクが一般的な家庭猫の 3〜4 倍と報告されており、品種としての高リスクが知られています。
最も大きな予防可能リスク要因は体重です。太り気味・肥満の猫はリスクがはっきり高く、ある大規模な症例対照研究では、肥満の猫は標準体型の猫に比べて糖尿病になる確率がおよそ 4 倍と報告されています。室内で過ごし、運動量が少なく、炭水化物の多いドライフードを食べている猫は、同じ高リスクグループに入りやすい傾向があります。長期間のステロイド剤や黄体ホルモン剤の使用が、もともと素因のある猫の糖尿病を顕在化させることもあります。
ただし、これらは「必ず発症する」という話ではありません。やせ型でも発症する子はいますし、太り気味でも一生かからない子もたくさんいます。長期的な健康のために飼い主さんがコントロールできる最大の要素は体重管理で、糖尿病もその恩恵を受ける病気の一つです。詳しくは肥満ケアガイドにまとめています。
気をつけたい症状
初期にはいくつかのサインが組み合わさって現れます。
- 水を飲む量が明らかに増える
- トイレ砂のおしっこの固まりが大きくなる、または排尿回数が増える
- 食欲が増し、ときには異常なほどよく食べる
- ごはんは食べているのに体重が落ちていく
ポイントは、これらが「組み合わさって」出ることです。一つだけならほかの理由も考えられますが、7 歳以上の愛猫でこの組み合わせが見られる場合、糖尿病または甲状腺機能亢進症を強く疑うべきサインです。両方の病気が同時に存在することもあります。
病気が進行すると様子が変わってきます。たくさん食べていた愛猫が食欲を落とし、背中や肩の筋肉が痩せていきます。毛づくろいをする元気がなくなり、被毛(ひもう)が乱れてくることもあります。さらに進行した段階で見られる特徴的な合併症の一つが、糖尿病性神経障害(しんけいしょうがい)です。神経が傷つくことで後ろ足が弱くなり、本来つま先立ちで歩く猫が、踵(かかと)まで地面につけて歩くようになります。これを「蹠行姿勢(しょこうしせい、plantigrade stance)」と呼びます。初期の段階ではあまり見られず、血糖コントロールが長く乱れている場合に現れやすい症状で、適切な治療でほとんどの場合改善します。
最も危険な状態は、糖尿病性ケトアシドーシス(DKA:Diabetic Ketoacidosis)です。細胞がブドウ糖を利用できなくなると、体は脂肪を急速に分解して燃料にしようとし、その過程で酸性のケトン体が大量に作られます。DKA に陥った愛猫は重度の脱水(だっすい)、嘔吐(おうと)、食欲消失、衰弱を起こし、緊急治療を受けないと命を落とすこともあります。
緊急のサインに気づいたら。糖尿病と診断されている、または疑われる愛猫が急に食べなくなったり、嘔吐したり、ぐったりしたり、呼吸が速くなったりした場合は、すみやかに動物病院を受診してください。「少し様子を見よう」は危険です。DKA は数時間で悪化することがあり、点滴と集中治療が必要になります。
診断方法
猫の糖尿病は、犬や人間と比べると診断が難しい病気です。猫はストレスだけで血糖値がぐっと上がってしまうため、診察室で怖がっている猫はそれだけで糖尿病を疑うほどの高血糖を示すことがあります。一度高い血糖値が出ただけでは判断できないのはこのためです。
標準的な診断は、二つの所見を組み合わせて行います。一つ目は持続性の高血糖(こうけっとう):愛猫が落ち着いた状態でも血糖値が高い、または複数回の測定で繰り返し高い値が出ること。二つ目は尿糖(にょうとう):血糖値が腎臓の閾値(いきち)を一定時間以上超えて初めて、糖が尿に漏れ出します。ストレスによる一時的な血糖上昇は短時間で治まるため、ふつう尿糖までは出ません。
特に有用な補助検査がフルクトサミン検査です。フルクトサミンは過去 2〜3 週間の平均血糖値を反映するため、ストレスによる一時的な血糖上昇の影響を受けません。フルクトサミンが明らかに上昇していて、持続性の高血糖、尿糖、臨床症状がそろえば、確定診断につながります。単独の検査だけで決まる病気ではなく、複数の検査結果と症状を総合して診断します。
獣医師は同時に全身の血液検査も行い、糖尿病と似た病気や合併しやすい病気がないかも確認します。腎臓の数値、肝酵素、甲状腺ホルモン、尿路感染症、膵炎(すいえん)などです。膵炎は糖尿病の愛猫で比較的多く見られ、治療を複雑にする要因になります。
治療の選択肢
治療は通常、薬物療法(インスリン注射、または新しい経口薬)、低炭水化物の食事、そして血糖モニタリングを組み合わせて行います。最適な組み合わせは、愛猫の状態、ご家庭の生活環境、そして診断された時期によって変わります。治療法の選択は、必ず獣医師と相談のうえ決めてください。
インスリン療法
インスリン注射は、最も研究と実績が豊富で、世界中で広く使われている治療法です。首の後ろや背中のあたりの皮膚の下に、1 日 2 回投与します。針はとても細いので、慣れれば多くの愛猫は嫌がらずに受け入れてくれます。
猫によく使われる長時間作用型インスリンは、グラルギン(glargine)と PZI(protamine zinc insulin)の 2 種類です。どちらも 12 時間にわたって比較的なめらかな血糖曲線を描きます。デテミル(detemir)も地域によっては選択肢になります。投与量は愛猫の体重と初期血糖をもとに獣医師が決め、その後の経過を見ながら数週間かけて調整していきます。
インスリンの用量で最も大切な考え方は、「用量は一回の診察で決めるものではなく、数週間かけて愛猫に合わせて調整していくもの」ということです。少なすぎれば高血糖が続き、多すぎれば低血糖を引き起こします。短期的には低血糖のほうがより危険な状態です。用量の変更は必ず獣医師と相談し、血糖曲線にもとづいて決めましょう。「元気そうに見えるから」といった見た目だけで判断しないことが重要です。
経口薬:海外で登場した新しい選択肢
長らくインスリンが唯一の有効な治療でしたが、2022 年末から 2023 年にかけて、猫専用の SGLT2 阻害薬(ナトリウム・グルコース共輸送体 2 阻害薬)が海外で導入され、状況が変わりつつあります。ベキサグリフロジン(商品名 Bexacat、2022 年 12 月に米国 FDA 承認)とベラグリフロジン(商品名 Senvelgo、2023 年 8 月に米国 FDA 承認、同年 11 月に欧州 EMA 承認)と呼ばれる薬で、腎臓から余分なブドウ糖を尿中に排出させることで血糖を下げます。1 日 1 回の経口投与で済み、注射も冷蔵保存も不要です。
ただし、安全面の制限がとても厳しい薬です。これらは海外で承認されている製品で、各国の製品情報には強い警告が記載されています。とくに重要なのは、過去にインスリンを使用したことのある猫や、インスリン依存型の糖尿病の愛猫には絶対に使用できないという点です。すでにベータ細胞が十分なインスリンを作れない状態の愛猫にこの薬を使うと、命に関わる「正常血糖性(せいじょうけっとうせい)ケトアシドーシス(euglycemic ketoacidosis)」を引き起こす可能性があります。血糖値は正常に見えても、ケトン体が危険な水準まで蓄積する状態です。すでにケトアシドーシスやケトン尿がある猫、重度の脱水がある猫、明らかな肝疾患がある猫にも使用できないとされ、膵炎の既往がある猫への使用にも注意が必要です。薬剤ごとに細かい禁忌や監視期間は異なりますが、いずれも投与開始からしばらくはケトン体と全身状態の慎重なモニタリングが必要で、その後もリスクが完全になくなるわけではありません。
これらの薬の日本での承認・流通状況は変わりうるため、経口薬での治療を検討している場合は、最新の公式情報をかかりつけの動物病院で確認してください。条件に合う愛猫(新規診断、過去にインスリン未使用、状態が安定している)にとっては大きな利便性がありますが、それ以外の愛猫にとってはインスリン療法が引き続き適切な選択肢となります。最終的にどちらを選ぶかは、血液検査の結果と治療歴をもとに獣医師と相談して決めてください。
食事療法
猫は本来、完全な肉食動物です。自然な食事は高タンパク質・低炭水化物ですが、多くのドライフードはその逆の構成になっています。糖尿病の愛猫を低炭水化物・高タンパク質の食事(療法食、あるいは慎重に選んだウェットフード)に切り替えると、膵臓が処理すべき糖の量が減り、血糖コントロールも安定しやすくなります。複数の研究で、炭水化物由来のカロリーが 12% 以下の食事はインスリンの必要量を減らし、寛解率を高めるという結果が一致して報告されています。
切り替えは少しずつ進めましょう。とくに食にこだわりがある愛猫や、他の病気がある場合は急な変更が拒食につながりやすく、すでにインスリン治療中の猫が食べなくなると低血糖を引き起こす危険があります。食事の切り替えは必ず獣医師と相談しながら進めてください。
血糖モニタリング
血糖コントロールは「測ってわかるもの」で、「だいたい大丈夫だろう」で済ますものではありません。家庭で活用できる主な方法は二つあります。
一つ目は、自宅での血糖曲線測定です。獣医師の指導のもとで、愛猫の耳の縁を専用ランセットで小さく刺し、血糖測定器で 12 時間の血糖値の推移を記録します。自宅で行えば、診察室のストレスによる血糖上昇を避けられ、いまの用量が本当に合っているかをより正確に判断できます。
二つ目は、近年広まりつつある持続グルコースモニター(CGM)です。もともとは人間の糖尿病患者向けに開発された小さなセンサー(FreeStyle Libre が最も研究されています)を、毛を剃った皮膚に貼り付けると、最長 2 週間にわたって数分おきに血糖値を測り続けてくれます。日本では人用医療機器として販売されており、獣医療では適応外使用となりますが、猫での精度を確認した研究も発表されており、専門医療機関では日常的に使われ始めています。深夜の低血糖や午後の血糖ピークなど、点測定では見逃しがちなパターンを把握できるのが大きな利点です。
どちらの方法も、結果の解釈には獣医師の判断が必要です。モニタリングで大事なのは「ある一点の数値」ではなく、「全体の流れ」を見ることです。
「寛解」というチャンス
ここが、猫の糖尿病が他の慢性疾患と大きく違う点です。厳格な血糖コントロール、低炭水化物の食事、そして体重管理がそろえば、新たに糖尿病と診断された愛猫のうち、およそ 25〜50% は、インスリンを完全にやめ、薬なしで正常な血糖値を維持できるようになります。診断後すぐに集中的な自宅モニタリングを行ったケースでは、寛解率が 50%、ときには 80% を超えるという報告もあります。
「寛解」とはどういう状態かというと、ベータ細胞が慢性的な過労から解放されることで機能を取り戻し、外から補うインスリンが不要になるということです。完治とは異なり、糖尿病になりやすい体質そのものは残っているため、再び体重が増えたり別の病気を発症したりすると再発することもあります。それでも、早めに治療を始めた愛猫が 1 年以上注射なしで過ごせるというのは、現実によく起こることです。
寛解できるかどうかを最も強く左右するのは、「診断から治療開始までの時間」です。高血糖が続けば続くほど、糖毒性(とうどくせい)によってベータ細胞が失われていき、後戻りしにくくなります。コントロール不良の状態が 6 か月を超えると、寛解の可能性は大きく下がります。診断された日から本気で取り組むべき理由はここにあります。
自宅でできるケア
糖尿病の愛猫も、しっかり管理すれば穏やかな日常を送れます。最初の 1 か月は覚えることが多いですが、慣れてくれば日々の生活リズムの一部になります。地味に見えて意外と大切なポイントを紹介します。
**定期的に体重を量りましょう。**赤ちゃん用の体重計(ベビースケール)なら、家庭でも継続しやすい価格帯のものがあります。見た目ではまだわからない段階の体重変化をしっかり捉えられます。意図しない体重減少も、リバウンドも、どちらも対応が必要なサインです。
**飲水量とトイレの様子を観察しましょう。**血糖コントロールが乱れると、どちらも増えます。逆に改善すると元に戻ります。自宅で最も気づきやすい指標です。
**インスリンの投与時間を一定に保ちましょう。**インスリンは 12 時間ごとに規則正しく投与してこそ効果を発揮します。1〜2 時間ずれる程度なら大きな問題にはなりませんが、打ち忘れた分を後でまとめて打つことは絶対に避けてください。投与したかどうか記憶が曖昧なときに、念のためもう一度投与するのも危険です。判断に迷う場合は、必ず獣医師に確認しましょう。
**低血糖への備えをしておきましょう。**家にブドウ糖タブレット(薬局で入手可)、ブドウ糖ジェル、ガムシロップなどを常備しておきます。インスリン投与後に愛猫がふらついたり、ぼんやりしたり、反応がなくなったりした場合、これらを歯ぐきに少量塗ってから動物病院に向かうことが命を救う一手になることがあります。
シニア期の愛猫全般について言えば、定期的な健康診断で血液検査を受けることが、症状が出る前に糖尿病(および腎臓病や甲状腺機能亢進症)を見つける最も確実な方法です。シニア猫の健康ケアガイドで、何をいつチェックすべきかをまとめています。
愛猫が糖尿病と診断されたばかりの飼い主さんへ。これからの数か月は、本当に大切な時間です。この期間の丁寧なケアが、長い目で見た愛猫の毎日を大きく左右します。場合によっては、「管理できる病気」が、薬を必要としない寛解状態に至ることもあります。
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